主要なメールソフトで、メールのタイトルをトリガーにして迷惑メールを回避するためには、フィルター機能を活用するのが一般的です。メールクライアントによって手順が異なりますが、基本的なフィルター設定方法をいくつか紹介します。
1. Microsoft Outlook (デスクトップ版)
Outlookでは、特定の条件に基づいて「迷惑メールではない」設定をすることが可能です。タイトルを使ってフィルタを設定し、迷惑メールフォルダに移動されないようにできます。
設定手順:
- [ホーム]タブで「迷惑メール」をクリックし、「迷惑メール オプション」を選択。
- 「ルールと通知の管理」から「新しいルール」を作成。
- 「特定の言葉を件名に含む場合」などを選び、タイトルのキーワードを設定。
- アクションで「迷惑メールに移動しない」や「指定フォルダに移動」を選んで保存。
2. Gmail
Gmailでも、特定のタイトルや送信者のメールが迷惑メールフォルダに入らないようフィルタを作成できます。
設定手順:
- Gmailの検索バー横の**[フィルタ作成]**をクリック。
- 件名に特定のキーワードを入力し、「フィルタを作成」。
- 次の画面で「迷惑メールにしない」をチェックし、フィルタを保存します。
3. Apple Mail (macOS/iOS)
Apple Mailでは、特定の送信者や件名に基づいて、メールを迷惑メールフォルダに送らないよう設定することができます。
設定手順:
- [メール] メニューの**[環境設定]**に移動。
- [ルール] タブを開き、「ルールを追加」。
- 「件名が次の内容を含む場合」を選択し、特定のキーワードを入力。
- アクションとして「メッセージを迷惑メールに移動しない」または「別のフォルダに移動」を設定。
4. Thunderbird
Thunderbirdでもフィルターを作成し、特定の件名を持つメールを迷惑メールとして扱わないようにできます。
設定手順:
- [ツール]メニューから「メッセージフィルター」を開く。
- 「新規作成」をクリックしてフィルターを作成。
- 条件として「件名に次のキーワードが含まれる場合」を設定。
- アクションで「迷惑メールではないとしてマーク」または「指定フォルダに移動」を選びます。
これらの設定をメールソフト上で行うことで、WEBサイトからの問い合わせメールが迷惑メールフォルダに誤って振り分けられるのを防ぐことができます。