レンタカーの特徴を３つひねり出せ

おかげさまで、最近は多くの方からレンタカーホームページ構築のご相談を頂くようになりました。今回は、そんなレンタカーホームページの構築相談を頂く経営者さんからのご相談内容ベスト３を発表しましょう。

1 レンタカー相談よくある質問ベスト３
2 参入障壁がめっちゃ低いのがレンタカービジネス
3 車種構成やレンタル価格の安さだけで戦える？
4 真似できないレンタカーの特徴を３つ考えよう
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レンタカー相談よくある質問ベスト３

「どんなクルマを貸したら良い？」
「いくらで貸せば良い？」
「何台くらいからスタートすれば良い？」

こんな質問が一番多いです。あなたはどう思いましたか？

参入障壁がめっちゃ低いのがレンタカービジネス

いま、僕らがやっているレンタカーは、中古レンタカーを貸し出すことです。オークションからクルマを買ってきて、「わ」ナンバーを取得して、時間あたりいくらで貸し出すだけなのです。中古車をレンタカーにして貸し出すだけという中古レンタカー事業は、非常に参入障壁の低いビジネスなのです。

これは「クルマを仕入れて売るだけ」という、中古車販売店が誰でも出来てしまうのと似ています。いま、中古車販売店は、クルマを仕入れることさえ出来ればインターネットを活用して無店舗でも販売することができるほどカンタンですが、レンタカーも同様です。中古車を「わ」ナンバーにすることで、明日から貸し出しすることができるようになるわけです。そんな、カンタンにオープンすることができるレンタカービジネスですが、どうやって売上をあげていけば良いのでしょうか？

車種構成やレンタル価格の安さだけで戦える？

冒頭の３つのよくある質問ですが、これらは差別化や特徴であるような気がしますが、お店の特徴と言えるわけではありません。もしあなたか格安レンタカーを始めようと、ごく普通の軽自動車を１日3,000円で貸し出そうと考えると、おそらく数カ月後には、2,980円で貸し出す会社が現れることでしょう。さらにしばらくすると、1日2,900円で貸し出す会社が出てきます。単純に「安い」というだけでは、生き残っていくことが出来ないということなのです。

車種も同様です。「どんなクルマが良く借りられるか？」という質問を受けますが、よく借りられる車種を隣のレンタカー会社も導入すれば、あなたのレンタカーを借りてくれる人は半減します。つまり、オークション会場で仕入れることができるようなレベルのクルマは、差別化や特徴にすらならないのです。

真似できないレンタカーの特徴を３つ考えよう

レンタカーを成功させるためには、車種や安さ以外に、大手のレンタカー会社が絶対に真似できない特徴やサービスを３つひねり出しましょう。

例えば、

レンタカー利用時の自家用車洗車サービス

レンタカー利用時の自家用メンテナンスサービス

ポスト返却OK前日貸し出しOk

ドライブ予定地の観光マップ貸与

顧客に限り年一回の無料貸し出し

キャンプ道具や釣り道具のセット貸し出し

実際にクライアントと試している色々なアイディアやサービスをここで公開することはできませんが、大手レンタカー会社がクルマを貸しているなら、我々はクルマを使ったライフスタイルを貸し出しましょう。そう考えることがあなたの思考の中で腑に落ちたとき、様々なアイディアやヒントが見つかるはずです。あなたがどんなレンタカーを貸し出そうと考えているのかわかりませんが、価格や車種で勝負しようと思わないことです。たぶん負けます。

パパママ経営のハンバーガーショップは、マクドナルドに勝つことは出来ません。違う路線で戦わないと絶対勝ち目がないことは、あなたにも理解できるはずです。なのに自分のことになると、そのことを忘れてしまうのです。レンタカーで、レンタカーのマクドナルドに勝負を挑んでも、勝ち目などあるわけありません。逆に、大手に出来ないようなオリジナルティ溢れるサービスを考えることで、一定のお客さんがあなたのレンタカーのファンになってくれることでしょう。それで十分なのです。

価格や車種以外に、３つの特徴を考えてみて下さい。

その特徴があることで、車種や価格で大手と比べられること無く地域で一定のシェアが取れるレンタカーサービスとなるはずです。

どんな特徴を作り出して良いのかわからないあなた。私から教えることはできませんが、一緒に考える日が来ることを楽しみにしています。