レンタカーを差別化する破壊力抜群の方法を教えましょう

目次
レンタカーで他店と差別化する方法
レンタカービジネスというのは、差別化が難しい業態です。どこのレンタカー会社でクルマを借りても、ぶっちゃけそれほど違いはないので、駅から近いとか、安いとか、ポイントがたまるとか、いつも使っているからとか、そこにレンタカー屋があるからとか、たいした理由も無くレンタカー会社は決められています。
通常、レンタカーで他店と差別化するするためには、どのような方法があるでしょうか。考えてみましょう。
- 立地
- 価格
- ポイント(Point)
- 接客応対
- 車種
- 送迎配車サービス
など、こんな方法が思いつきます。
では逆に、
これ以外に差別化できる方法を思いつく人がいるでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、思いつかないはずです。当然です。レンタカービジネスは、これ以外で差別化する方法が無いのです。
多くのレンタカー会社は、先ほどの方法やその掛け合わせで、自社の優位性を保とうとしています。これが、レンタカーは大手に勝てないといわれる最大の原因です。中小零細が出来うる差別化要素が少ないので、規模の力で大手レンタカー会社がシェアを寡占することになるのです。
それでも我々が提唱している地域レンタカーは、中古車をレンタカーにしているので、1台1台車が違うために他店と差別化ができています。そんな、大手とは違う土俵で戦わなくてはならない中古レンタカーですが、今日はさらに強力に差別化する方法をお伝えしましょう。
破壊力抜群です。
レンタカーに保証をつけよう
保証といっても、人身傷害3,000万とかそういう話ではありません。
これは補償ね・・
レンタカーの貸し出しについて保証をつけましょうという話です。
中古車販売店のアッと驚く保証の作り方とは?
読者の方は中古車販売店がほとんどだと思いますので、レンタカーの前に、中古車販売店における保証の作り方についてお話ししたいと思います。
中古車販売店が保証を作る場合は、2つの方法があります。
1つは「条件のある保証」
もう1つは「条件のない保証」です。
一般的な中古車販売店の保証は「条件のある保証」です。
購入後何ヶ月以内とか、購入後何万キロまで、保証内容は原動機や駆動系限定など、あなたのお店でもこのような条件のある保証を提供していると思います。
現在は、この保証条件をいかに長くするか?という戦いになっています。一昔前は、中古車の保証などは3ヶ月くらいが多かったですが、今では2年保証など当たり前ですよね。そのうち、3年保証とか、5年保証なんていう保証期間を設けるお店が現れるかもしれませんし、有料延長保証ではこのような期間の長い保証が提供されています。
保証期間についてはチキンレース的な感じになっているような感じもします。「まわりが1年保証だからウチは2年保証でいこう!」みたいな感じです。
個人的には保証期間を延ばす戦いに参戦するのはおすすめできません。この「条件付き保証」を他店より長くして優位性をもたせるのではなく、それよりも条件を付けない無条件保証を作って販売保証を2段階にすることをおすすめします。
無条件保証をつけてみよう!
この「無条件保証」というのは、文字通り無条件に返品できる保証のことです。お客から「えっ!本当?」とおもわれるようなインパクトが大事なので、思い切った保証にすることが大事です。
「購入後3日間の間は無条件で一切の費用を全て返金します。もちろん理由は問いません。「やっぱり買うのや~めた」という理由でもOKです。」
みたいな感じで、無条件に保証をつけることを考えてみて下さい。
このような、お客がビックリするような保証を販売店が打ち出すことで、今まで購入を尻込みしていたり遠方で買う事をためらっていたような優柔不断なお客さんが買うようになりますので、今より販売台数は伸びるようになります。
で、このお客をビックリさせる「無条件保証」のほかに、一般的 な「条件付保証」を組み合わせるのです。「無条件保証」と「条件保証」を組み合わせることで、2階建てのインパクトがありある程度の期間の条件付き保証もついた厚みのある保証が作れます。これらの方法は、私が中古車販売店に導入している保証内容でして、実際に成果を上げている保証内容です。
で・・ここまで書いたら、あなたの地域レンタカーの保証をどうすれば良いかは、おのずと答えが見つかるはずです。
○○市の地域密着レンタカー「○○レンタカー」は、乗った後でも気に入らなければ費用は一切頂きません。レンタカー返却後に「やっぱり返品します」と一言いえば、レンタル費用の一切を返金します。
と、無条件保証をつけましょう。これこそが、中古車販売店やレンタカーで使える破壊力抜群の無条件保証です。
実際にキャンセルされたらどうするの?
「無条件保証なんてつけたら、クルマを買って1週間で本当に気分で返品されたらどうするの?諸費用分まるまる損しちゃうじゃん!」
「無条件保証なんてつけたら、一週間レンタカーを貸し出した後に「返品します」と言われたらまるまる損しちゃうじゃん!」
とお考えになる人もいるかもしれませんが、、、
冷静に考えてみて下さい。
あなたは、
どこかのお店や通販会社で無条件保証が付いた商品を買って、
実際に気分で返品したことがありますか?
おそらく、軽々しい理由で返品したことなど無いとおもいます。
もちろん、商品に問題があったり見るからに写真と違うような商品でも届けば返品や返金を申し出るとおもいます。しかしそうで無い場合は、大抵納得してしまうはずです。あなたのお店で売っているクルマについて良く説明しているはずですし、ていねいな接客を心掛けて整備もしっかりしてから販売しているとおもいます。レンタカーでも、貸し出し前にはきれいに洗車し、気持ちよくレンタルして頂けるよう、最大限努力をしていることでしょう。お客さんの多くは満足していますよね。
仮に、レンタカーや接客応対に多少問題があったとしても、クルマを返す時に「やっぱり返品するわ・・」と言える人がどれだけいるでしょうか。いくら中古車やレンタカーに無条件保証が付いているといっても、 特に日本人の場合は、それなりの理由が無いと返品されることは無い・・というのが、返品制度の進んでいる通販業界の常識なのです。
返金保証は通販業界を見習え
通販業界は、返品制度の進んでいる業界です。無条件返品など当たり前の業界です。このような無条件保証を導入している通販業界の場合、確かに一定の割合で無条件保証を行使する客はいるのですが、その返品に関する損を上回るくらい販売が上積みされるのです。
もう一度言いますね。
無条件保証を付けることで、一定の割合で返金や返品が発生するのですが、無条件保証を付けることで、そのマイナス分を大きく上回るような販売増が発生します。だから、通販業界では無条件保証を積極的に導入してアピールしているわけです。
無条件保証による販売増が返品損を大きく上回るのです。
これは、実は自動車販売も同様でして、同じ結果になります。我々のクライアントである中古車販売店で無条件保証を取り入れているお店があるのですが、販売は他店と比べても好調です。ぜひあなたのお店でも、お客があっと驚く無条件保証を取り入れてみてください。
中古車販売店でもレンタカーでも、破壊力抜群の差別化ができます。もちろん大手はそんなサービスを導入することはできませんし、あなたのまわりの同業他社もドン引きして、同じ土俵では戦ってこないでしょう。あなたのレンタカーサービスに自信があれば、覚悟を決めて思い切った差別化で戦うことをおすすめします。
ぜひ無条件保証を導入してみて下さいね。結果報告をお待ちしています!
では~
~追伸~
今日のメールマガジンを読んで1ミリも全く参考にならなかったという方は「つまらなかった」と仰っていただければ、無条件でご返金いたします。
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