あなたの会社は「検索される会社」ですか?

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あなたの会社は「検索される会社」ですか?
ためしに、いまから2大検索サービスであなたの会社や主力の事業を検索してみてください。1ページ目に表示されますか?

Google
Yahoo! JAPAN

いかがでしたか? ただしく表示されましたか?
たとえば、あなたの会社が東京都の中央区で整備事業(おもに車検)を行っているとしましょう。その場合、ターゲットとなるお客はどのような検索行動をとるとおもいますか?「東京都中央区 車検」や、「車検工場 中央区」、「東京都 中央区 車検整備」などで検索するでしょうか。もしあなたの事業が中古車販売のみであれば、「中古車 中央区」などのキーワードがターゲットとなるかもしれません。あなたのお店がセルシオ専門店であれば、「セルシオ専門店 東京」などが当てはまるかもしれません。あるいは、地域の人たちがダイレクトに店名を検索してくれるかもしれません。あなたのお店のお客と想定されるインターネットユーザーが検索をかけた結果、その検索結果の中にお店の情報は表示されますか?

 

昨年発売された「インターネット白書2008」によると、購入のために重要視する情報として「インターネットの利用」というのが突出しています。TVの2.4倍、雑誌の3.8倍の割合で使われています。1日平均3回以上検索する人は6割以上、1時間以上インターネットに接する人は約75%もいる。という調査結果が公表されています。何かを購入したりサービスを受けたりする人の大多数がインターネットを利用する現在、もしあなたのお店や行っているサービスがインターネットで検索されなかったら?それは、この世にあなたのお店が存在しないのと同じです。たとえば、あなたのお店の商品が車検だとして、「お住まいの地域 + 車検」などという検索にあなたのお店が表示されなかったら?ここまでではあまりピンと来ないかもしれません。

 

少しわかりやすい例で考えてみましょう。世の中にある情報源は、タウンページしかないとします。あなたのまわりの見込み客全員が中古車を買うためにタウンページをチェックしています。日本国民全員がクルマを買うためにタウンページを見ているのです。その時、あなたのお店だけタウンページに掲載されていなかったら・・・・。考えただけでゾッとしませんか?タウンページの更新は原則1年に1回。その間あなたのお店の電話は1本も鳴りません。ただの一回もです。なぜか? お客全員が見るであろうタウンページにあなたの広告が無いからです。

どのお店から買おうか比較検討するときにあなたのお店の名前がないわけですから、当然検討できるはずはありません。どんなに良いサービスを行っていても、良いクルマを展示していても、問い合わせは入りませんよね。クルマの購入や、車検点検などのサービスを受ける際にインターネットが使われる可能性が大多数なわけですから、その時にあなたのお店の名前がインターネット上に正しく出てこないということは致命的なことなのです。よく「ウチはインターネット使わないからホームページはイイや」という経営者がいまだにいるのですが、あなたが使うかどうかではなくて、お客が使うものなのですね。いらないとか言っている場合ではないわけです。電話やFAXと同じように、それがないとお客が困ってしまうのです。

「ウチの店は検索結果にブログがHITするからとりあえず大丈夫です。」などと言ってしまう方もいるのですが、ちなみにブログなどは検索結果の中には含みませんので念のため。精力的に更新しているブログが検索結果にHITしても、購買行動には結び付きません。「中央区 車検」や、「大阪 中古車店 ○○オート」などと検索されたときに、「大阪府ではたらく○○オートのブログ」などが検索されて、飼い犬の話やオークション会場のお昼ご飯の写真を見せられても、そこでクルマを買おうと思わないというのは冷静に考えればわかる話なのですが、そのブログからリンクを辿ってお店にきてくれると思ってしまうのが悲しいところです。
このように書くと、「いや、ウチはお客さんから紹介をもらえますから」とか、「チラシや新聞折り込みでお客がきますから大丈夫です」とか、「展示場に並べておけば(たま~に)お客が来ますから良いんです」などという人がいるのですが、もちろんそのような媒体、DMやポスティングなどの効果がないと言っているわけではありません。むしろ取り扱っているサービスや地域属性などによっては、私もDMなどのようなポスティング活動をすることを推奨するケースもあるくらいです。(実際に私がサポートしている中古車販売店でも、ポスティング活動を地道に行った結果、近所の顧客を取り込んで業績を伸ばしている成功事例があるくらいです)

 

ただしここで重要なことは、現在の顧客は、何らかの媒体「DM・チラシ・看板・顧客の紹介」をフックにして、さらに詳しい情報を求めてインターネットで検索をかける。といいうことなのです。わかりますか?あなたは、自宅近くの駅前でマッサージ屋さんの新規開店のチラシが入ったティッシュを受け取ったとします。ちょうど肩も凝っていて興味はあるのですが、新規に開店したマッサージ屋さんがどんなおお店がさらに知りたくなった場合、あなたはどのような行動をとるとおもいますか?「マッサージ店を検索する」のです。どんなお店か?だれが経営しているのか?どんな先生なのか?価格はいくらか?その時、インターネット上に該当のマッサージ店の情報が無いとすべてがパァだ。ということです。

 

現在のお客は、興味があることに対して、まずはインターネット上で「検索行動」を行います。
お金をかけて作ったチラシ
街道沿いの看板
名刺のアドレス
既存客からの紹介
店舗にあるお店の名前

これら全ての広告媒体をきっかけとして、次のステップとして、あなたのお店が検索されたときに適切に表示されるかどうか?もし表示されなければ、あなたのお店は無くなってしまったものと思っていただいて構いません。インターネットにおいては、あなたのお店は、ユーザーに検索してもらわなければ始まらないのです。あなたのお店が、インターネット上において検索されるということがいかに重要かはわかっていただけたとおもいます。

 

では、「どのように検索されたら良いか?」は、わかりますか?

はたしてあなたのお店はどのように検索されたら良いのでしょうか?

次回はその「適切な検索のされ方」について考えてみたいとおもいます。

 

   

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