どのお店でも成果が出るレンタカー集客法

 

私はいま、北海道から沖縄まで、多くの自動車販売店や整備工場のレンタカー集客をサポートしています。 レンタカー集客は、 地域柄やお店の場所、貸し出す車など、お店や地域にによって適した集客方法はさまざまです。私がお店に訪問した際には、経営者と相談のうえ様々なレンタカーの集客方法の中からお店に適した方法をアドバイスしています。お店によって様々な集客方法を実践していますが、唯一どのお店でも、効果のある集客方法が一つあります。

 

今回は、その「どのお店でも成果になる集客方法」について、あらためてお話したいと思います。これは、あなたのお店でも必ず役に立つはずです。ぜひ実践してみてください。

 

では、果たしてどんな集客方法が、すべてのお店に適しているのでしょうか。それは、インターネット集客でもSNSの更新でもなく、店舗の販促を改善することです。

 

 

 

 

レンタカー集客は店舗集客が一番効く

レンタカーの集客をスタートすると、多くの経営者がインターネット集客やSNSなどのデジタル広告に目を向けます。もちろんそれは誤りではありません。上手くいくケースもあるでしょう。何よりデジタル広告はパソコン一つでできますし、代理店に任せれば全部やってくれるので楽だったりします。

その結果、多くの経営者が、展示場やレンタカー車両自体の広告を行うことをおろそかにしてしまうのです。

 

「SNSでレンタカーを告知するためにはどうしたら良いか?」

「インターネットでかんたんに集客したい」

 

 

言わば「楽して集客する方法」を考える経営者が多い中、実は一番安全で費用対効果の高い集客方法が「店舗集客」なのです。

 

 

 

 

レンタカー集客は店舗集客が一番

では、実際に店舗集客というと、どんな方法が考えられるでしょうか。

 

まず一番最初にどのお店も必ず着手するべき方法が、のぼり旗を掲げることです。

 

「いやあ、うちのお店は裏道にあるからのぼり旗なんて出してもほとんど意味がないんだよ。」

 

そんな声も聞こえてきそうですが、たとえ裏道でも、月極駐車場でも、どこかのヤードでも、どんなところでものぼり旗の威力は絶大です。 もちろん、街道沿いにお店があれば、特注の大きなのぼり旗を掲げて、パタパタとはためかせるのもアリでしょう。そうでなくても、たとえお店が裏道にあったとしても、できる限り派手にのぼり旗を掲げることで、必ず地域の人に見てもらえます。レンタカー集客を考えたとき、何はともかく必ず行わなければならない方法がのぼり旗を使った集客方法なのです。

 

 

同じのぼり旗大量にはためかせろ

のぼり旗を活用する際に一番大事なことは、同じ種類ののぼり旗をできる限りたくさんはためかせることです。2〜3枚でいいやとか、場所がないからとか言い訳しないで、出来得る限り、10枚でも20枚でも、たくさんののぼり旗を出すようにしましょう。

 

 

 

のぼり旗で成功したければパチンコ屋に行け

ところで、あなたはパチンコ屋さんに行ったことがありますか?

パチンコ屋さんはのぼり旗の使い方がとても上手な業態です。あなたの地域の人気のパチンコ屋さんは、おそらく同じのぼり旗が敷地一周大量に出ているはずです。「大量出玉」だったり「大当たり」だったり、お店によってクリエイティブはまちまちだと思いますが、賑わっているパチンコ屋さんは総じてのぼり旗の使いかたが上手です。パチンコに行く人は、そのお店の賑やかしい雰囲気を見て「今日なら勝てるんじゃないか」と勘違いして来店します。実はこれ、レンタカーも全く同じで、同じのぼり旗を大量に掲げることが何より大切です。近くを通りかかった人の潜在意識に訴えかけるのぼり旗の活用は、どんなお店でもどんな場所でも活用できるので、出せるスペースにできるだけ多くののぼり旗を出すことを考えてみてください。これでもかと出すことが重要なのです。

 

 

このような既製品も出ていますし。 レンタカーのブランドが固まっている場合は、オリジナルを作っても良いでしょう。とにかく、レンタカーの置いてある店舗や駐車場にどれだけのぼり旗を掲げるか、考えてみて欲しいと思います。

 

 

 

動く広告塔を作れ

次に考えて欲しい集客方法は、レンタカー車両自体に広告を掲載することです。私たちの中では「レンタルボード」と呼んでいますが、レンタカー自体にレンタカーの金額を掲載するだけです。車両販売で言うところの「プライスボード」ですね。これを、駐車しているレンタカーのフロントウィンドウに出しておくだけで、それを見て「このクルマを貸してくれないか?」と問い合わせが入ったりします。月極駐車場にクルマが置いてある場合は、勝手にのぼり旗を置いたりすると怒られることがありますが、クルマ車の中に広告を出すぶんにはおそらく日本全国どこの月極駐車場でも問題ないはずです。

 

ぜひ堂々と「この車はレンタカーである」ということを告知して欲しいと思います。もちろん。 そのレンタルボードにはレンタル価格が掲載していることです。我々の場合はそこからQRコードで即そのレンタカーの予約ページに遷移させます。

 

まあ、そんなことはしなくても、お店の電話番号を書いておけば、それでオーケーです。その他には、車にステッカーを貼ったりマグネットでボディに広告を掲載をしたりなど、色々なアイディアが考えられます。とにかく、レンタカー自体を広告塔にすることです。

 

 

外さなければ費用対効果が高いのがこれ

そして、あまり実践してくれる経営者が少ないですが、何気に費用対効果の高いのが「野立て看板」です。

「いまどき野立て看板?」と思うかもしれません。しかし、レンタカーはこれが非常に効果が高いです。実際、我々のクライアントでも、交差点の角や自社の集客エリア内に野立て看板を次々と建てているレンタカー会社がありますが、その看板から多くのレンタカー貸出が行われているのです。

 

あなたのお店では来店客に来場アンケートを取っていますか?正確に来店原資を測定すると「看板を見た」というお客が多いのです。近所を走っているとき、信号待ちのとき、店舗のまわりに張り巡らされた要所の看板を見て、レンタカーがあることを認識してくれ、店舗を調べて連絡をくれたりします。

 

看板は一度作るとやり直しが効かないので失敗するとえらいことになりますが、自分たちの集客のエリアをしっかり調べて野立て看板を建てていくと、そのエリアを面で集客することができます。一番お金のかかる方法ではありますが、5年、10年と活躍することになりますので看板も考えて欲しいと思います。

 

 

看板を立てる勇気の無いあなたには、こんな商品もあります。

 

非常に低コストで看板の役割をしてくれますので、試しに作ってみると良いかもしれません。 実際、レンタカーはまずはお店に一番近い地域の人から集客して行くことが鉄則です。 のぼり旗を使ったり、このような簡易看板を用意してあなたのお店にレンタカーがあることをどんどん告知して欲しいと思います。

 

 

現在、集客というと、多くの会社がインターネットに目を向けています。ところが、株式の格言で「人の行く裏に道あり花の山」という格言がありますが、実際これはレンタカー集客でも多くの場面でその通りになります。皆がインターネットに向いているからこそ、まずは店舗集客、店舗看板から考えてみてください。

 

繰り返しますが、レンタカー集客はまずはお店に近いお客さんをどれだけ集められるかです。必ずどんな場所でも一定の反応があるはずです。ぜひ試してみてくださいね。

では!

 

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