レンタカーは地域を面で抑えよ

 

２月のメールマガジンで「地域コミュニティ」を大事にしようというお話しをしました。まずは会社の半径500メートルのエリアから、ポスティングをしてエリア集客しなさいということをお話ししたのですが、前言撤回いたします。ごめんなさい。

 

先日、某県へレンタカー予約サイトの新規制作で伺ったのですが、画像のような感じで、まあまあ広い田園地帯が広がり、これはポスティングってわけにもいかんよなぁ、、というような場所でした。聞けば、そもそもポスティングエリア対象外らしいです。あなたの会社はどうですか？ポスティング対象外エリアでしょうか。もし幸運にもポスティング対象エリアであった場合は、こちらを参考にさっさとポスティングで集客して欲しいと思います。

 

地域ユーザーに自社を知ってもらうためには？

あなたがレンタカーをやっていることを地域の人に知ってもらうために、従来は「新聞折り込み広告」という手法が一般的でした。実は、新聞折り込み広告というものは、地域を絞り、その地域の対象全戸に告知をすることができる、すばらしい広告手段だったのです。

ところが今は、多くの家庭が新聞を購読しないようになってしまいました。そんな状況なので、仕組みは最強でも、配る先は免許を既に免許を返納している高齢世帯にしかアプローチすることができません。これでは、あなたのレンタカーを地域に確実に知らしめることができません。さらにポスティングが効率的にできないようなエリアでは、野立て看板くらいしか、手が無いように思えます。

ポスティングは非現実的、野立て看板もあまり期待できないようなエリアでは、告知は難しいのでしょうか。「地域の人に知ってもらうためにどうすれば良いか？」もし私があなたの立場であれば、今なら「インスタグラム広告」を利用します。

 

インスタ広告を活用しよう

特に新聞広告から広告先をシフトしようと考えているあなたには、インスタ広告をおすすめします。インスタ広告は新聞折り込み広告の代替になり得るツールに成長しています。インスタの広告は、ユーザーの興味や行動、地理的な位置などを基にした広告ターゲティング設定があり、これにより広告を特定地域の対象層に向けて効果的に広告表示を行なうことができるようになっています。

 

SNSの広告配信機能はそこそこ優秀

FacebookやInstagramなどのSNSには、広告配信機能が付いていますが、この広告配信機能が優秀なのです。SNSには細かいターゲット設定ができる機能が備わっています。たとえば、あなたのレンタカーの所在地周辺のユーザーだけに広告を配信することができたり、性別や年齢を細かく設定できたり、広告を配信する人の趣味嗜好を選ぶことができます。これらの広告配信設定はわりと簡単で、比較的誰でも設定できるようになっています。おそらくあなたでも少し勉強すればできるはずです。

仮に、あなたの整備工場が東京市というところにあるとすれば、「東京市在住もしくは東京市によく行く人で、25才から40才までの男性、クルマやスポーツに興味がある人」などと属性を絞って広告を配信することができます。18才から25才の女性に絞って「クルマの購入前にまる○○レンタカーを借りてみませんか？」的な広告を配信することもできます。これらのターゲティング機能を活用して、自分たちの見込み客になり得る地域の人に広告を見せることができるのです。SNSの広告を活用することで、近所の人にあなたのレンタカーの告知をすることができるようになるのです。

 

なにより費用が安い

コスト効率も新聞折り込みと比べて向上するはずです。広告の表示回数やクリック数などのデータをリアルタイムで確認できるため、従来のアナログ広告と比べて効率的な広告運用が可能です。さらに、インスタグラム広告の場合、画像や動画などのビジュアル特化しているため、店舗やレンタカーの様子を写真や動画を動的に見せることができます。

仮に、東京市にチラシ広告を出すとなれば、それだけで何十万円、地域によっては百万単位の広告費がかかる可能性があります。ところがSNS広告の場合、地域やターゲットを絞れば、数万円から狙った層に広告を出すことができます。苦労してSNSに毎日投稿して疲弊するのではなく、SNSの広告機能を使って、見込み客にあなたのレンタカーの魅力を配信しましょう。そのための費用は、毎月数万円からスタートすることができます。かける広告費をあなたの経営判断で決められる所も、SNS広告の魅力なのです。

 

かける労力は１度だけ

通常のSNS投稿で告知をするためには、毎日魅力的な投稿をし続ける必要があります。相当な時間がかかる割に閲覧者は伸びず、ほとんどの人が挫折します。ところが広告の場合、魅力的な投稿が１度できれば、後は広告管理画面で設定するだけです。空いた時間で本業に精を出しましょう。

整備工場の本業はしっかりとした整備を行なうことですし、販売店の場合は販売を行なうことで、顧客や地域のお客さんをサポートすることにあります。決して夜な夜なSNSを更新することでは無いはずです。あなたもぜひSNSを広告先としてうまく活用して欲しいと思います。

レンタカーの場合は、新聞広告からインスタ広告にシフトできると良いと思います。あまり地域性はありません。「うちは田舎だから」と思う必要はありません。むしろ、田舎の方が適していると思います。インスタ広告は新聞広告を上回るメリットがあります。ぜひあなの工場もインスタ広告にチャレンジしてみて下さい。

 

大事なことが最後になりましたが、肝はインスタ広告だということです、インスタ投稿することではありません。投稿ではなく広告で戦いましょう。

SNSを一生懸命更新して無理にアクセスを集めようとするのではなく、多少のお金を使って広告を出すようにしましょう。あなたのレンタカーの周辺エリアに広告をするぐらいであれば高い広告費はかかりません。きっとあなたも安心して着手できるはずです。SNSは投稿するのではなく広告場であると考える。ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

 

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