中古車販売店のホームページは誰のためのもの?

-->

見込み客と既存客、
あなたの事を知っている人と、知らない人、
「情報を公開する相手を間違えない」

 

あなたは、自分が初めて行くレストランの店員さんの日常に興味ありますか?ないですよね?今日たまたま立ち寄ったコンビニエンスストアの店員の私生活に興味ありますか?たぶん興味は無いかと思います。でも・・・・もし、あなたがいつもひいきにしている常連のレストランがあったとして、そのレストランのウエイターとはいつも世間話をするほどの仲になっていたとしたら?その彼が日曜日に何をしているのか、そのレストランに彼のブログがあれば読んでみようとおもいませんか?

今日たまたま通りすがりで入ったコンビニエンスストアの店員の日常など全く興味ないですよね。初めて入ったコンビニのレジの店員がお会計の時に、「ぼく、日曜日はテニスしてるんですよ!今度向かいのコンビニのチームと対戦するんですけど、そのことをブログに書いてあるのでみてくださいね!」なんていわれたらどうでしょうか。「何いってんだこの人??」とおもいませんか?ところが、毎日行っているコンビニで、顔見知りで仲良くしている店員さんのブログなら「今度ブログ始めたのですが、良かったら見てくれませんか?」といわれたら興味を持って、喜んで読んでみるのではないでしょうか。

 

ほとんどのお店ができていない情報公開の問題点。それは、どのお店も自店のホームページで【見込み客】と【既存客】を一緒に扱っていることなのです。あなたのお店のことを初めて知った見込み客も、す
でにあなたのことを良く知っている固定客も、インターネットでは同じページをみせていることです。あなたのお店のことを初めて知った見込み客に伝える内容と、すでにあなたのことも店のことも十分知っている既存客に伝えたい内容とでは、伝える内容自体が違うはず。それなのに、ほとんどの人が、同じページの同じコンテンツを見せているのです。
「車を買う客(見込み客)」と、「車を買った後の客(顧客)」では、伝えるべきコンテンツを変えてください。初めて来店したお客には、お店の詳しい説明やコンセプトの解説、お店はどこにあってどんなことをやっているのかを知ってもらう必要があります。もしあなたがブログを書いていれば、そのブログには会社の業務内容を上手く織り込み、お店のことをよく知ってもらって親近感を抱いてもらう必要があるでしょう。一方、すでにあなたのお店でクルマを買った既存客には、あなたの週末の過ごし方などのパーソナルな内容や、クルマを買った担当営業マンに子供が生まれた話などをブログに書くことは、既存客の顧客ロイヤルティを高めるのには絶好のコンテンツなのです。

 

しかし、ほとんどのお店では、「見込み客と既存客とのサイトに対する意識の違い」を考えず、初めてお店のサイトに訪れた初来店の見込み客に、いきなり会ったことも話したことも無い店長の子供の写真をみせてしまうのです。それを情報公開だと勘違いしているのです。本来、中古車を販売することを目的としたホームページに何かコンテンツをつける場合、それは全て「見込み客」を念頭にコンテンツを作らなければなりません。ブログで何かの情報を出す場合、その内容は日々の日常業務(たとえば陸事の車検ラインの様子や納車の様子など)をメインに「お店をより知ってもらうこと」をメインとしなければ意味がありません。お客と信頼関係がないのに、自分の子供の成長記など書いても引かれるだけです。

 
あなたのホームページは「クルマを売るためのホームページ」ですか?それとも、「既存客をつなぎとめるホームページ』ですか?もしかして、両方一緒になってしまっていませんか?初来店したお客に、既存客に見せるべきコンテンツを見せてはいけません。既存客にはもっとあなたのことをわかってもらわなければなりません。そもそも両方のお客を同じサイトに誘導すること自体間違いです。

   

クルマが売れるメールマガジン

自動車販売店向けのインターネット活用方法を体系的に無料で学べます。 中古車販売店・整備工場・鈑金工場・ガソリンスタンドなど、 インターネット集客を行ないたい方におススメの無料メールセミナーです。 無料のメールセミナーなので、ぜひご登録ください。      
Pocket
LINEで送る

コメントは受け付けていません。