中古車販売店のホームページ、お客をガッカリさせていませんか?

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最近は、広告手法の中で、マス広告とインターネットを使った「メディアミックス」という手法が流行っています。テレビCMで「詳しくはこちら!」と、検索キーワードを表示しているテレビCMが多くなっていることに気づいていますか?

私は東京に本拠を構えていますので東京のCMしか見ることができないのですが、一番有名なのが「ライフカード」のCMです。(全国放送されていなかったたゴメンナサイ!)オダギリジョーさんが、危機に陥ったりチャンスになったりした場面で、複数のカードのうちどれかを選ぶ展開なのですが、「続きはWEBで!」という形で、WEB閲覧を促すCMです。(ドラマなどで「驚愕の事実はCMの後で!」というあれと同じです。「続きはWEBで!」と言われる事で、WEBをみないと気がおさまらないように、テレビCMとインターネットとを使って広告をすることですね。)

CMという限られた時間の中では、商品の説明が詳しくできませんので、視聴者を引き付けるキーワードをテレビCMで流し、「興味のある方は続きをWEBサイトでみてくださいね!」というアプローチをしています。

また、誰でも知っている通販会社、「ジャパネットたかた」もインターネットではありませんが、メディアミックスを使うようになっています。社長であり、同時に看板セールスマンである高田氏が、テレビCMで「みなさん!明日の朝刊にご注目!明日の全国紙にチラシが入りますので見てくださいね~お買い得商品がたくさんです!明日の朝刊です~~!!」とCMしているのをご存知ですね?これも同様にメディアミックスという手法です。ではなぜ、わざわざ莫大なテレビCM料金を支払ってまで、CMの続きをインターネットで見せたり、明日の朝刊のチラシを広告するのでしょうか?もちろん実際に明日の朝刊を見てもらいたいということはあります。「明日チラシが入りまぁ~す!」とCMをすることで、実際に見てくれる人が多くなるのは間違いありません。

実はもっと重要な目的があってテレビでチラシのCMをしているのです。それは、お客みずから能動的にチラシを見てもらうためなのです。能動的ってわかりますか?逆は受動的にチラシを見せられるということです。お客みずから自分の意思でWEBをみたり広告を見たりする事を狙っているのです。テレビCMは受動的に広告を”みせられ”ますね?日曜の朝起きて読む新聞の挟まっているチラシも、お客は受動的に”読まされ”ます。あなたがすすんでジャパネットたかたのチラシを見たわけではないでしょう?たまたま目にしただけですよね?

ところがどうでしょう?メディアミックス広告のおかげで、昨晩お得なチラシが入るとわかっていたあなたは、みずから自分の意思で、新聞からジャパネット高田の広告チラシを見つけて読むのです。自分の意思でチラシを手に取り読む広告と、たまたま目に入ったチラシを読まされるのでは、商品の販売率に大きな差が出るであろうというのは何となく理解できませんか?莫大なCM費用がかかっても「チラシを見てね!」という広告をする目的はここにあります。「お客自ら自分の意思で広告を読んだり見たりする結果、注文率に大きな差がでるわけです」

これはインターネットによる中古車販売でも同様です。ユーザーに一方的な情報を押し付けるのではなく、ユーザーが能動的に自分の意思で情報を取得するように広告とホームページを仕組みませんと、ユーザーの脳みそに広告文、(つまりあなたのクルマのこと)が入っていきません。

あなたのお店に、夜遅くお客が展示車両を見にきたとします。よくあるパターンですよね夜間ですから、あなたはお店にいませんので、セールスすることはできません。でも、もしお店やその展示車両のどこかにお店のURLが記載してあって、「詳しくはここへ!」とホームページのアドレスが書いてあったとしましょう。(もちろんただお店の看板にアドレスが書いてあるだけではだめですね?ユーザーが能動的に自ら見にきてもらうキャッチコピーが必要ということはわかりますね?)もしあなたのお店がここまでできていれば優秀です。

で、お客は早速自宅に帰り、その記載されたアドレスにアクセスしてガッカリするのです。そういう目線でお店のホームページをチェックしてみてください。あなたのお店のホームページはお客の欲しい情報が掲載されていますか?ほとんどの中古車販売店のホームページは、まるで会社案内のようなことしか書かれていないホームページで、お客が知りたい情報は記載されていません。せっかく作ったホームページだからと、名刺やパンフレット、カレンダーなどに自社のURLを掲載しているお店もあるかとおもいます。でも、その先について考えてみたことがありますか?

そのURLを見た人が、あなたのサイトに何を望んでいるのか?あなたのトップページはたいがい1つでしょう。http://www.●●●.co.jp/ でも、そのURLをタイプするユーザーの目的は千差万別です。納車した次の日にエンジンが止まったお客があなたのURLをクリックしてみると、「当店のクルマはメンテナンスしているので故障しません!」とか書いてあったら余計頭にきますよね?初めてあなたのお店のURLをクリックした人に、あなたのブログを読まされてもちっとも面白くありませんよね?お客がホームページにアクセスしたときにガッカリしてしまうような結果になっていませんか?各所にURLを掲載する以上は、お客をガッカリさせないさせないように、お客の求めている情報を掲載してください。

 

「いやいや!うちのお店のページは色々と沢山のコンテンツが書いてあるから大丈夫だよ!」というあなた!大丈夫ではありません。あなたのホームページに書かれていることはあなたの言いたいコトが書いてあるだけです。 お客の知りたいことが書かれているわけではありませんのでご注意を!「当店では一切事故車は扱っていませんので安心です!」「当店のクルマは程度の良いクルマを扱っていますのでどうぞ安心してください!」それは、あなたが言いたいことであってお客が知りたいことではありません。お客の立場で考えてみてください。

 

お客は、

  • 「事故車でないという証拠は?」
  • 「なぜ事故車でないとわかるの?」
  • 「もし事故車だったらどうすんのよ?」

ということが知りたいのですよね?

あなたのお店のホームページは、あなたが言いたいことしか書いてありません。お客が知りたいことが書いてありませんので、当然ながら問い合わせがないわけです。お客に自らサイトを見てもらうためにはどうすればよいか?見にきてくれたお客に何を伝えればよいか?を考えてサイトを設計することで飛躍的に成約率は上がります。お客があなたのサイトに訪れる目的はなんですか?あなたのサイトはその目的を果たしていますか?きっと果たしていないでしょう。

それをどのように直しますか?また、誰にサイト制作を頼みますか?

 

   

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