中古車インターネット販売戦略1

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日本全国に無数にある中古車販売店の中で、WEBサイトを作って中古車を販売したりインターネットを有効に活用している販売店というのは一体どのくらいの数いるのでしょうか?

具体的な資料が存在しないので定かではありませんが、その数というのは非常に少ないのではないかと思っています。そもそもホームぺージ自体を必要としないお店や、ホームページは欲しいが人材面や技術面で持つ事が出来ないお店も沢山あるわけですから、全国に2万店とも3万店とも言われるすべての中古車販売店総数で考えると、実際に活用できているお店というのは3分の1とか4分の1とか・・・もしくはそれ以下ぐらいではないかと思っています。ただ私は「ホームページを持っていないお店は遅れていてダメ!」という風に言いたいわけではないのです。むしろホームページなどのITツールなど使わなくとも、従来の営業方法とさらなる企業努力で立派に台数を販売しているお店の方が長期的に見ると強いかもしれません。それは素直に素晴らしい事だと思います。

ただし、やはりこれからの時代、IT技術を使って低コストで効率的にクルマが売れる新たな販売チャンネルを確保する必要があるのではないでしょうか?それはお客がクルマを探すのにインターネットを活用しているからです。お店は必要なくても、お客は中古車販売店にインターネットでの情報提供を求めているのです。

 

『欲しい中古車の情報を集めるのにインターネットしか利用しない。』というユーザー層が確実に増えている。という事実をみなさんはどのくらいご存知ですか?何十万・何百万のクルマを買うのに、従来のカーセンサーやGooなどの中古車情報誌は一切買わずに、パソコンの画面だけである程度まで絞り込みを済ませてしまうユーザー達が実際にいるわけです。情報収集はインターネットのみで済ませておいて、現車確認や試乗をする段階で初めてお店へいくユーザーは確実に増えてきています。これがどういう事かというと、このネットユーザーには従来の雑誌広告というものが全く意味をなさない事になりますよね?
確実に販売できる確証がないなかで雑誌広告を打ったり、展示場の展示車をキレイに洗車したり、商品化をして展示したりしても、この類のインターネットユーザー層には全く広告効果の影響なし!という事になるわけです。今まではそれでも良かったのです。その割合はごく少数でしたので。

 

しかしこれからはどうでしょうか?その比率が上がっている現状では、「インターネット?ウチには関係ないね!」では済まなくなっています。クルマをインターネットで探してしまうユーザーは、今も加速度的な勢いで増えていっているわけで、「インターネットはわからない」とか「ホームページは難しい!」などといってられないですね。

 

ではどのようにするのがよいのでしょうか?今までの営業体制を維持しつつ販売台数を伸ばせるツール。それが本来のインターネット販売戦略なのです。インターネットでクルマを売る場合、従来の顧客や売上げには全く影響を与える事ななく、インターネットユーザーだけを上積みして取り込む販売戦略を考えるべきです。今現在行っている販促活動はそのまま継続しながら資金や人員は出来るだけ使わずにインターネット販売戦略を練る事を基本としてください。もしそうならない場合、お金がかかりすぎたりインターネット販売のために人員を増やしたりしなければならない場合、あなたの戦略は間違っていると考えて構いません。

 

   

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