写真の活用方法

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写真の活用方法についてお話いたします。

 

あなたのお店では展示車の写真をどんな方法で何枚くらいWEBサイトに掲載していますか?お店のホームページレイアウトやコストのかけ方、自社HPなのか外注なのか。使用しているシステムの状態によって千差万別だと思うのですが、どのお店でも複数枚の写真を利用してお客にクルマを紹介していると思います。
・1ページで何枚もの写真を掲載するお店。
・サムネイルを使って、小さい画像と大きい画像を使い分けるお店。
・何とか動くところを見せようと動画を駆使するお店。
など、みなさんあれこれ努力していることでしょう。

 

例えばヤフーオークションなどを例に取ってみても、何百円・何千円の商品を販売するのにでさえ、3枚くらいの商品画像は最低必要なわけです。プロの出品者さんは、自社の商品がより良く見えるように商品画像には相当気を使って撮影しています。では、何十万・何百万の高額商品を販売している我々は一体どうするべきなのでしょう?一体どのように車の写真を撮ったらよいのでしょうか?

当然、数枚の画像枚数で良いわけがありません。そのくらいの枚数で、お客の買いたい感情を刺激できるとは思えません。クルマには、お客に見せなければならない箇所がそれこそ何百項目とあるわけです。外観の写真から室内の写真やエンジンの状態、ボディのキズにオプションパーツや改造ポイントに室内の汚れ、記録簿などの書類や、場合によってはオークションの査定表なども。それこそキリがありません。そう考えると、ホームページでクルマを販売するためには何十枚、アピールポイントの多い特徴のある車種などはそれこそ百枚単位で写真撮影をしなければならなくなってしまいます。

 

これが新車の場合は、頑張って沢山の撮影をして、ホームページに「一度きり」載せれば良いのですが、厄介なことに我々の商材は一台一台状態が違う中古車なわけです。当然一台毎に写真撮影を行わなければなりません。

 

クルマが入庫するごとに何十枚もの写真撮影と更新作業なんてはっきりいってやってられないはず毎週末キャリアカーでやってくるクルマたちを何十枚もパチパチ写真撮影して、パソコンに転送して、画像処理して、フォルダーに振り分けて、ファイル名つけて、HTMLに書き起こして、FTPでアップロードして、WEB上でチェックして・・・ああめんどくさい!わかりますその気持ち。

 

だからどこのサイトをみても写真枚数なんてそんなびっくりするほどありません。はっきりいって面倒くさいですね。でも、、、、やはりある程度の写真がないと「お客の欲しい感情」を刺激することはできません。同業他社との差別化は図れません。今までどおり普通に売っていたのでは、インターネット上に沢山ある競合車両の中で、お客にあなたのクルマを見つけてもらい「欲しい」と手を上げてもらう所までなかなか行かないのが現実です。

以前、ある中古車店のWEBサイト上で、実験をしてみました。そのお店の販売車両のクルマの写真を、50枚ほど個別に載せたページを作り、アクセスツールを仕掛けて訪問してきたお客の行動履歴を追った事があります。そうしたところほぼ2パターンの動きに分かれました。1つは、最初の数枚の写真を閲覧してサイト外へ出て行くユーザー層。大多数はこちらです。そしてもう一方は、絶対的な訪問者は少ないのですが、こちらが用意した画像全てに対して一定時間以上のアクセスをし、かつ翌日以降に再度の長時間なアクセスを行うユーザー層。

程なくしてそのクルマは、インターネットからお問合せを頂いたお客さんに売却出来たのですが、後日その購入者にお話を伺ってみると、やはりその人は何度もWEBサイトのクルマの写真にアクセスを行ったそうです。この購入者は、全ての写真を夜な夜なダウンロードしてじっくり検討したそうです。何枚かの写真は印刷をして友人に見せたそうです。「このクルマを買おうと思うのだが、どうだろう?」と。

 

何が言いたいのかというと、クルマの写真が沢山あっても本気のユーザーは何十枚でも全てじっくり見る。ということです。何百万の商品です。本気のお客はお店の出す情報をじっくり吟味しているのは当然ですね。本人は購入するまでの間、24時間寝ても起きてもそのクルマのことばかり考えるのですから。お客によっては、買うか買わないかで家族会議が行われたりするわけです。我々中古車販売店はいつもの一台でも、お客は真剣です。

 

我々は、この一握りのコアなアクセスをするユーザーをターゲットに販売対策を練らなければなりません。当然ですね。購入するのは長時間何度ものアクセスを行うユーザーなのですから。写真枚数の差というのは、他のサイトとの差別化には大きいアドバンテージを発揮します。ないよりあった方が当然良い。3枚より100枚のほうが良い。そんな事は誰でもわかることでしょう。しかしながら、その労力は非常に大変。面倒なわけです。実際にやっている人達が多いでしょうからわかると思います。

ではどうするか?実は、少ない枚数でユーザーをあなたの販売するクルマにググッと引き込ませる方法があるのです。
それが写真と言葉の融合です。

クルマの写真とそれに対する説明文を上手に組み合わせるのです

 

   

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