固定観念を捨てましょう!

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前回は、見込み客のトラフィックを意図的にコントロールして、自分の得意な方法(電話・FAX・E-MAILなど)で、受け答えができるように店舗の紹介ページを設計しましょう!という話でした。お客からのコンタクトを、お店の一番得意な方法で受けることができるようにページやサイトを作ろう!ということです。そのキーワードは『お客にその後の展開を予想させる』ということでした。

 

「あなたが当店に電話をしましたら、最初は受付のOOがあなたの電話をお受けします。OOはお客様のご用件を承り、掲載車両のご質問の場合は営業XXに引継ぎます。営業の鈴木は、お客様のOXOXについてお伺いし、OOXXについてご質問を致します。…etcetcのでぜひご連絡ください!」と、お客があなたのお店に電話をしたときにどのような扱いを受けて、どのような話の流れで、最終的にどのように電話が終わるのか?を、時系列に表現することによって、お客は「事前に話の流れの予測が立つ」ために安心してお店に電話をすることができるわけです。お客にとって、中古車屋に電話をかける・・という行為は、とってもストレスになることなんでよね。

私も含めて、クルマ業界の人間はそれほど気にしたこともないかもしれませんが、やはり「クルマ屋」って敷居が高いんですよね~。しかし、「お客の不安を解決できる紹介文」を考えて、ホームページやに掲載することによって、「この店に電話やメールをするとOXOXになるんだ」と、お店の次の行動が想像できるようになり、結果お客は安心してあなたのお店にコンタクトすることができるようになるわけです。

 

ここまではテキスト文章でのトラフィック誘導方法でしたが、この後は視覚を利用した簡単トラフィックコントロール方法の紹介です。自分の思うとおりにお客のアクションをコントロールできるホームページやお店の紹介ページを作る為には、どのよう見えるにサイト設計をすれば良いのでしょうか?

一番簡単で一番強力な方法。
文字を大きくすること。

どうですか?簡単ですね!でもこれ意外と出来てないんですよね。あなたのお店のホームページの構成はどうなっていますでしょうか?ちょっと確かめてみてください。
自分が強調したいお客からのコンタクト方法に、文字の大小などの変化がついていますか?変化をつけているサイトって意外と少ないんです。特にサイト制作業者が作ったままのホームページなどは、デザイン的にはきれいにかっこよくまとまっていますが、「売れるかどうか?」、「思い通りのトラフィックが得られるかどうか?」という視点では設計されていません。売るための設計がされていないのです。

実際に見比べてみましょう。「百聞は一見に如かず」です。文字を変化させることで、どのくらい見た目の印象が違うでしょうか?

 
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この2つの紹介文を一定期間使い分けてみると、上側の内容は電話が、下側の内容はメールでの問い合わせが多くなります。
このようなことは、よく考えてみれば当然ですよね!?自宅のポストに入ってくる色々なチラシや広告などを見ても、一番見てもらいたい商品や、価格などは一番目立つ所に一番大きく掲載されますよね。

ところがこのようなリアルマーケティングというか、広告表現がインターネットに置き換わったとたんに従来の固定観念に縛られてしまうのです。
で、下のような当たり前の店舗紹介の設計を何も考えずに設計をしています。

「社名」
「住所」
「TEL」
「FAX」
「e-mail」

のような順番で掲載してしまいます。一体だれがこの順番でなければならないと決めたのでしょうか?それは、あなたの頭の中の固定観念です。

 

あなたのお店がお客からメールで問い合わせを受けたいと考えていれば、
「社名」
「e-mail」
「TEL」
「FAX」
「住所」

でOKなのです。

あなたがお客にしてもらいたい連絡方法を一番強調しましょう。

   

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